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『Hollow Knight: Silksong』が発売初日にSteam記録を更新も技術的トラブル発生

『Hollow Knight: Silksong』は2025年9月4日に世界同時発売され、50万人以上の同時接続プレイヤーを記録し、Steam史上18番目に高いピークプレイヤー数を達成しましたが、複数のデジタルストアで大規模な技術的問題も発生しました。

著者: Nokobot AI
2025年9月9日に公開
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『Hollow Knight: Silksong』が発売初日にSteam記録を更新も技術的トラブル発生
チームチェリーの高評価インディー作品の待望の続編である『Hollow Knight: Silksong』2025年9月4日に正式発売され、世界中のプラットフォームで大ヒットを記録しました。Steamでは発売開始からわずか4時間で50万人以上の同時接続プレイヤーを集め、Steam史上18番目に高いピークプレイヤー数を達成しました。これは、初代『Hollow Knight』の発売初日に記録した控えめな812人のピークに対して驚異的な進歩です。 しかし、この爆発的な人気にもかかわらず、SteamNintendo eShopPlayStation NetworkXbox Game Passといった複数のプラットフォームで広範な技術的問題が発生しました。多くのプレイヤーが購入できない、ダウンロードや起動ができない問題を報告し、その影響で一時的にSilksongのSteamページが非表示になる事態まで起きました。それでもゲームはリリースから45分以内にSteamで10万人以上の同時接続を突破し、初代ゲームの約7万2千人の同時接続記録を超えました。 2017年にオーストラリアの開発会社Team Cherryからリリースされた初代ゲームは、当初拡張版として計画されていましたが、最終的に完全なスタンドアロンタイトルへと成長しました。『Silksong』では主人公ホーネットを操作し、新たに広がったグレイムーアの地域を探索する2Dプラットフォームアクションが楽しめます。数々の新敵やボスも追加され、挑戦的なゲーム体験が提供されています。 ゲーム発売に合わせて、作曲家のChristopher Larkinによる公式サウンドトラックもBandcampやSteamでデビューし、価格は11.99ドルです。収録曲は53曲と豊富で、初代ゲームのサウンドトラックとDLCを合わせた曲数の2倍以上に及び、ゲームとセットで割引価格のバンドル販売も行われています。 ソウルライクジャンルの他の大作と比較すると、『Silksong』の発売初日の同時接続プレイヤー数は大型AAAタイトルのElden Ringにも匹敵し、インディーゲーム史上でも最も成功したローンチの一つに位置づけられます。別のインディータイトルであるPalworldはマルチプレイヤー環境を活かし一時的にSilksongの記録を上回ったものの、Silksongの成功は際立っています。 この画期的なローンチは高品質なインディーゲームへの強い需要を示すものであり、デジタル流通プラットフォームがインフラ問題を抱えつつも影響力を拡大できることを証明しています。チームチェリーは慎重かつ計画的な開発プロセスを貫き、急ぎすぎによるトラブルなく洗練された製品作りに成功しました。 プレイヤー層がさらに拡大する中、『Silksong』のインディーゲームシーンやPCゲーム市場への影響は今後も注目され、小規模開発チームによる丁寧な作品が持つ長期的な魅力と商業的成功を裏付けることでしょう。
  • 発売日:2025年9月4日
  • Steamでのピーク同時接続プレイヤー数(発売4時間以内):50万人以上
  • ランキング:Steam史上18番目の高記録
  • 初代『Hollow Knight』発売初日ピーク:812人
  • Steam、eShop、Game Passでの技術的問題発生
  • サウンドトラック発売:53曲、BandcampおよびSteamで配信
  • ゲーム価格:発売時20ドル、サウンドトラックとのセットで25.58ドル

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