野村哲也氏は、スクウェア・エニックスの期待高まるRPG二作、『ファイナルファンタジー7リメイク第3部』および『キングダムハーツ4』の開発が着実に、予定通り進んでいることを明言しました。この発表は、最近のファイナルファンタジーVII:エバークライシス2周年記念放送で行われ、これらタイトルに対する高まる期待と熱心なファンの問い合わせに応えたものです。
野村氏は、副監督の鳥山求氏が周年イベント付近での発売をほのめかした発言に対する期待についてもコメントしました。具体的な発売日については明言を避けつつも、タイムラインはすでに決定しており、開発は「非常に順調に」進んでいると述べました。ファンに対しては辛抱強く待つよう呼びかけ、計画通りに進行していることを安心させました。
ファイナルファンタジー7リメイク第3部の開発は、第二弾であるファイナルファンタジー7リバースが2024年初頭に発売された後の、2022年6月頃から始まっています。スクウェア・エニックスは、このリメイク三部作の最終章を2027年までにリリースする意向を示しています。特に、今年初めに最終章のストーリーが完成したと伝えられ、RPGコミュニティの期待が一層高まっています。
一方、2022年に初めて発表されたキングダムハーツ4についての情報は掴みづらく、最近の大きな発表は2025年5月が最後です。アップデートが少ないとはいえ、野村氏は開発が順調に進んでいることを確認し、今後の発表に期待してほしいと語りました。
野村氏によるこうしたタイムリーな情報提供は、単なる安心材料以上の意味を持ちます。両フランチャイズは世界中に多くのファンを抱え、コンソールゲーム業界における主力タイトルとしての地位を確立しています。産業界の労働運動や透明性の要求増加など、ゲーム制作が直面する課題が多い中での継続的な開発は、大いに心強いものです。
具体的な発売時期はまだ確定していませんが、着実な進捗という明確な情報は、ファンの期待を適切に調整し、スクウェア・エニックスが品質とスケジュール遵守にコミットしていることを示しています。壮大なRPGの物語や緻密なゲームプレイを楽しみにしているファンは、今後もこれらプロジェクトの完成に向けたさらなるニュースを期待してよいでしょう。
遅延やスケジュールの変更が頻発する業界において、野村氏のこうした確かな言葉は、二大人気シリーズの完結を待ち望むゲーマーにとって希望の光となっています。