Xboxは今年の東京ゲームショウに向け、大規模な参加を準備しており、2025年9月25日に専用の放送を予定しています。ライブ配信は太平洋時間午前3時/東部時間午前6時に開始され、ファーストパーティータイトルをはじめ、日本、アジア、世界各地のパートナーからの発表や最新情報が公開されます。
Xboxアジアのシニアディレクターである加藤芽奈氏は、日本にインスパイアされたゲームの世界的な魅力やXboxプラットフォーム向けに控える新作タイトルのクリエイティビティを強調しました。加藤氏は「世界中のプレイヤーが日本由来のコンテンツやアジアで開発されたゲームを楽しんでいることを私たちは知っています。世界中のプレイヤーと繋がり、今後のゲームに込められた驚くべき才能と創造性を披露できることを心待ちにしています」と述べています。
来場者や視聴者にとっての注目ポイントの一つは、ROG Xbox AllyおよびROG Xbox Ally Xのハンズオンデモです。これらはXboxとAsusが共同開発した革新的なモバイルゲーミングPCで、今年初めのGamescomで発表され、2025年10月発売予定。Xboxのモバイルゲームハードウェア領域拡大を示す製品となります。
仁王4は、コーエーテクモのTeam Ninjaとプラチナゲームズが共同開発した期待作で、ショウ中にコーエーテクモブースでプレイ可能です。シリーズの遺産や開発者の実績から大きな注目を集めています。
さらに盛り上がりを見せているのは、フォルツァ ホライゾン6に関する根強い噂です。業界関係者の間では、次回作が日本を舞台にすると考えられており、東京ゲームショウでの発表はテーマに合致すると見られています。フィル・スペンサーをはじめXbox上層部は、新作フォルツァが2026年に登場すると認めており、この放送での発表が期待されています。
ゲーム展示に加え、Bethesdaはフォールアウト、スターフィールド、ドゥーム、『エルダー・スクロールズIV:オブリビオン』といった主要タイトルを扱う物販ブースを設置。イベント中にこれらのシリーズに関連するゲームアップデートや発表がある可能性を示唆しています。
東京ゲームショウの放送は全世界で視聴可能で、公式Xboxチャンネルや東京ゲームショウのYouTubeとTwitchから配信。さらにアメリカ手話対応版も用意され、多様な視聴者へのアクセスが広がります。
このイベントは、Xboxがアジアのゲームコミュニティとの繋がりを重視し、日本のゲーム文化が世界にもたらす影響を強調する戦略を象徴しています。ROG Xbox Allyのような新ハードへの投資や、愛されるゲームフランチャイズの継続支援と相まって、Xboxの東京ゲームショウ参加はコンソールおよびモバイルゲーム市場でのイノベーションと拡大への強い意欲を示しています。
ゲーム業界が着実に進化し、複数地域で組合結成やクリエイターの権利強化への関心が高まる中、MicrosoftのXboxは東京ゲームショウのようなイベントを活用し、コミュニティのエンゲージメントを深め、多様なグローバル市場と開発者の支援を示す役割を果たしています。
Xbox東京ゲームショウ2025放送は、2025年の第4四半期以降のハードウェアとソフトウェアの新展開を待ち望むファンにとって必見の内容になるでしょう。